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海外進出が相次ぐ保険業界-もう保険会社は国内企業じゃない!


これまで典型的な内需産業だとみられていた保険業界の海外進出が続いています。人口減少で国内市場が縮小する中、成長する海外に活路を見出そうとする動きが相次いでいます。業界の動向をまとめてみました。

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成長するアジア市場に照準

多くの生命保険会社、損害保険会社が海外進出を始めましたが、その照準は成長著しいアジア新興国です。アジア新興国では、急速な人口の増加や経済成長を背景に、今後の保険市場の発展が期待されています。

経済成長とともに保険の普及率は上昇していきます。これは先進国の過去の歴史によって証明されています。少なくとも今後10年間は、世界の保険市場全体に占める新興諸国の比率が大きく上昇していくでしょう。保険の先進的なノウハウをもつ日本の保険業界がアジア新興国に進出するのは当然の成り行きでしょう。

また、今後は新興諸国においても人口の高齢化が進むことから、生命保険に対する需要が増えると予想されます。また、損害保険は経済的に豊かな中産階級が急増すること、地方から豊かさを求めて人々が都市に集積することによる都市化の進展によって、需要が急増するとみられています。

日本生命、東京海上、住友生命など続々と進出

日本生命は2014年5月、インドネシアの中堅生命保険会社「セクイスライフ」(本社ジャカルタ)に、約430億円出資すると発表しました。日本生命は今後、同社に役職員らを派遣し、商品開発や販売のノウハウを提供する予定です。日本生命はすでにタイ、中国、インドなどにも進出しており、アジア市場の開拓に積極的です。

また、東京海上ホールディングスも5月、中国の政府系企業である「中国中信集団グループ」に、約100億円を出費することを公表しました。中信集団グループは中国で銀行や保険、さらに不動産やエネルギー事業まで、幅広い事業を手掛けるコングロマリットで、東京海上は同社を今後の中国展開の足掛かりにするとみられています。

住友生命は5月、インドネシアの国営銀行の子会社である「BNIライフ・インシュアランス」への出資手続きが完了したと発表しました。住友生命はこれで、同社の発行済株式総数の約40%を保有する大株主となります。住友生命も同社に取締役や監査役を送り込み、システム開発、リスク管理、資産運用などのノウハウを提供する予定です。

アジアにとどまらず世界に進出する日本の保険業界

オリックスはすでに昨年、中東の保険最大手「メドガルフ」を買収していますが、2014年4月には米系の「ハートフォード生命」を買収すると発表しました。海外に進出するのみならず、ハートフォード生命を傘下のオリックス生命と合併させ、外資の既存顧客を活用して国内市場でも事業拡大を目指そうという戦略です。オリックスは今後も積極的な買収戦略で、さらに海外事業も拡大する方針を示しています。

またこの6月、業界を驚かせたのが、第一生命による米国の上場生命保険グループ「プロアクティブ社」の買収発表でした。買収金額はなんと57億800万ドル(約5,800億円)で、その買収資金に充てるため2,500億円を上限とする新株の発行も決めました。

同社はすでに、タイの「オーシャンライフ」、インドの「スター・ユニオン・第一ライフ」、オーストラリアの「TALグループ」を子会社としており、もともと海外進出には積極的です。同社は「アジアを代表するグローバル保険市場になる」とかなり鼻息の荒い方針を表明しています。実際、プロアクティブ社買収の効果もあり、2013年度の海外事業の利益占率は合算で36%に達する見通しです。

保険大国日本の保険会社はついに日本を飛び出し、グローバル企業としての道を歩み始めたようです。



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