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アメリカの生命保険市場について


日本において「生命保険」は、万が一の時の備えや、将来への備えとして現在ポピュラーなものとなっています。また、日本の生命保険市場は世界の中で見てもトップクラスの市場です。

それでは、海外投資分野における生命保険市場の中で、世界最大の市場規模なのはどこの国でしょうか?

それは米国です。今回は海外の投資市場の中でも、米国の生命保険市場について、販売チャネルの特徴や市場を取り巻くプレーヤーについて取り上げてみたいと思います。

■世界の生命保険市場について

まず、米国の生命保険市場について見ていく前に、海外投資分野における、世界の生命保険市場について概観していきたいと思います。

Swiss Re社が2012年に行った世界の保険に関する調査によると、2011年の世界の生命保険保険料収入は約2兆6,000億ドルとなっています。2009年が約2兆3,000億ドル、2010年が約2兆5,000億ドルとなっていますので、年々保険料収入は増加していることが分かります。

国別ではどうでしょうか?以下の表をご覧下さい。

世界の生命保険元受収入保険料上位10ヵ国(2011年)世界の生命保険元受収入保険料上位10ヵ国米国保険情報協会ファクトブックより筆者作成

米国・日本が他の国を引き離し、圧倒的なシェアを有しているのが分かります。この2カ国だけで、世界の生命保険料の約4割を占めています。

海外投資市場全体で見ても、米国と日本は生命保険市場において非常に重要であると言えるでしょう。

今回は、米国の生命保険市場にフォーカスしていますので、次に米国の状況について見ていきたいと思います。

■米国の生命保険市場概観

海外投資分野における米国の生命保険市場を見るにあたって、米国保険業界の規模がどれくらいなのかについて押さえておきたいと思います。

2011年時点で米国には保険会社の数が6,296社あり、その内、生命保険会社が895社あります(ちなみに日本は43社です)。次に、米国保険業界の雇用者数は、約230万人であり、このうち140万人が保険会社に勤務しています。さらにその内訳を見ると、生命保険会社が77万2,500人勤務しています(こちらも日本の方は生命保険会社営業職員数が23万3,500人となっています)。

■米国生命保険市場のプレーヤー

上記でも見て頂きましたが、米国は、日本に比べ圧倒的に生命保険会社数が多いです。これだけ数が大きくなった要因としては、米国では50の州ごとに、それぞれ保険会社の監督が行われているという事情があります。

現在では、州をまたがった再編・統合が行われているものの、同じグループ会社の中で、本拠とする州が違う別の生命保険会社がある程です。

また、米国ではプレーヤーのグループ化が進行しており、895社の内、上位100グループで米国生命保険市場の95.5%のシェアを占めています。

個人生命保険引受上位10グループ 元受保険料順(2011年)個人生命保険引受上位10グループ 元受保険料順米国保険情報協会ファクトブックより筆者作成

個人年金保険引受上位10グループ 元受保険料順(2011年)個人年金保険引受上位10グループ  元受保険料順米国保険情報協会ファクトブックより筆者作成

次にプレーヤーの組織形態について見ていきたいと思います。組織形態は主に株式会社・相互会社・フラターナル組合に大別されます。

株式会社・相互会社の形態は、日本においても見られる組織形態ですが、フラターナル組合は聞き慣れないかもしれません。

フラターナル組合とは、日本でいえば、共済組合に相当する組織で、ロッジ(集会所・支部)システムと呼ばれる地方組織をベースに構成されており、保険を提供すると共に、組合員や地域コミュニティを対象にフラターナル活動(友愛的活動、慈善・福祉活動、社会貢献活動)を行うことも目的としています。

フラターナル組合は、海外の投資市場全体で見ても、米国独自の組織形態となっています。

組織形態ごとのシェアは以下の表の通りとなっています。

組織形態別に見た米国生保業界のプレーヤー構成比組織形態別に見た米国生保業界のプレーヤー構成比米国保険情報協会ファクトブックより筆者作成



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