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終身保険は老後資金なの?


終身保険の人気が高まっています。平成24年度の終身保険新規加入件数は387万件となり、年々その契約数を伸ばしています。

平成20年度から見ると、終身保険の新規契約件数は194万件から387万件へと2倍になっています。すでに日本人の生命保険加入率は約80%(*1)と言われていますが、全体の80%が何らかの生命保険に加入している中で、終身保険は387万件も新規に加入を伸ばしている人気の保険です。

(*1)<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成25年度より>生命保険に加入している日本人の全体平均は男性では80.9%、女性では81.9%となっています。

個人保険の種類別新契約件数の推移個人保険の種類別新契約件数の推移出典:社団法人 生命保険協会 2013年度生命保険の動向より

筆者が考える、終身保険が人気の理由とは?

筆者は、終身保険のパンフレットを見て「終身保険は本来の【死亡保障】という使い道ではなく【老後資金】として提案・利用されている」という感想を抱きました。その理由は3点あります。

(1)商品説明において死亡時より老後資金の方が紙面を広く使い、丁寧に説明している
(2)試算表(保険設計図)が解約時の返戻金をメインに構成されている
(3)平均寿命や公的年金の不足額などの長生きリスクを強調している

あくまでも筆者が見た一部のパンフレットの感想ですが、上記のような傾向が見られました。

確かに人生において「万が一死亡した場合、家族に残す資金」と「生きていれば必ずやってくる老後の生活資金」はどちらも大切です。ですから、終身保険はこの2点をセールスポイントに契約を伸ばしているのだと思いました。しかし、筆者はこの風潮にやや不安を感じています。その不安とは、終身保険の主たる用途に老後資金を含んでいいのか? というものです。

(1)商品説明において死亡時より老後資金の方が紙面を広く使い、丁寧に説明している

筆者が見たパンフレットでは、死亡時と老後の二段構成になっているものが多かったのですが、筆者は多くの終身保険で老後を主眼に置いているように感じました。死亡しても老後でも必ず保険金が支給される保険商品は、自分の保険金を自分の保険料で準備しなければならないので、おのずと保険料が高くなります。

例えば30歳男性、60歳払込済、死亡保険金1,000万円の条件で、単純に定期保険と保険料を比較すると保険料は約8倍になります。

定期保険:2,500円
終身保険:20,000円

どちらが良い悪いではなく、60歳までの死亡保障なら2,500円で買えるという事です。保険料の多くは将来の自分が受け取る保険金の積立となります。

(2)試算表(保険設計図)が解約時の返戻金をメインに構成されている

詳しい説明を要するのは死亡保険金よりも、解約返戻金に関する内容なのでしょうが「返戻率」100%を超えたら解約して一時金として受け取ろう、または年金原資として毎月受け取りにしようと提案している終身保険の商品が多くあります。

紙面構成上の問題だと思いますが、銀行預金に代わる貯蓄手段として終身保険が提案されている印象を受けます。

(3)平均寿命や公的年金の不足額などの長生きリスクを強調している

終身保険の本来の目的が死亡時の保険金である事を考慮すると、何歳まで生きるか、ということは関係ありません。

しかし、パンフレットでは日本の平均寿命や平均余命に関して触れており、長生きリスクの説明をしています。

そして、ゆとりある生活を送るには1カ月当たり36万円が必要とされていますが、社会保障の給付は20万円なので16万円の不足分を保険で準備しようと提案しています。老後リスクを訴えるパンフレットに、終身保険の用途の変化が感じられます。



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記事管理番号:MCJ-HO-254